初代アルファードの特徴

アルファード(ALRHARD)は「星座の中で最も明るい星」を意味するギリシャ語のα(alpha)に由来する造語。アルファードG「Grand(大きい、雄大)」とアルファーV「Victory(勝利)」の2種類で展開された。「グランビア」や「レジアス」など既存の4モデルを統合して、ミニバンの上級クラスを目指した新型モデル。
インテリアは木目調パネルをあしらい、日本人好みの豪華さを備えた。大人数がゆったりと座れる室内空間だけでなく、乗り心地の良さも追及したことで人気を得た。
2003年には新たにハイブリッドモデルが登場した。
[主な技術]
- シートは3列配置 7名乗りと8名乗りの2種
- エンジンはV型6気筒DOHC24バルブVVT-iの2994cc
直列4気筒DOHC16バルブVVT-iの2362cc - 駆動方式はFFまたはビスカスカップリング式センターデフ付フルタイム4WD
- サスペンションには、セミアクティブ制御のH∞TEMSを装備(上級グレード)
[ハイブリッドモデル]
- デュアルパワースライドドアを採用。MZ・MZ G Editionが標準装備
- 無段変速機とモーターを合わせてハイブリッド化するトヨタの独自開発システム「THS-C」搭載
- 電気式の四輪駆動システム「E-Four」採用