TOYOTA GAZOO Racing GR86 /
BRZ Cup PROFESSIONAL Series Round 5
復帰の中山雄一選手は雨の決勝で17台抜きを果たし、5位でフィニッシュ!
学びの最中の箕輪卓也選手は、トライ&エラーを繰り返し、6ポジションアップ
2026年9月5~6日 富士スピードウェイ(静岡県) | プロフェッショナルシリーズ 雨/ウェット 10周(37台) 中山雄一選手 予選22番手/決勝5位 箕輪卓也選手 予選25番手/決勝19位

IBARAKI TOYOPET RACING TEAMが挑む、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupの、富士スピードウェイが舞台のシリーズ第5戦には、中山雄一選手が復帰し、箕輪卓也選手とともに「IBARAKI TOYOPET GR86」でプロフェッショナルシリーズに臨んだ。

今年の夏も猛暑が続いたが、9月に入ってようやく穏やかな天候に恵まれ、水曜日から始まった練習走行では、セットアップも順調に進んでいった。今回から中山選手が戦列に復帰。昨年の最終戦以来のプロフェッショナルシリーズながら、ブランクなどまったく感じさせることなく、また箕輪選手にとってはデータを共有できることで、ドライビングの幅を普段以上に広げることができてもいた。
金曜日に行われた専有走行は、すでに雨はやんでいたものの、あいにくのウェットコンディション。そんな状況において、序盤には中山選手が2分2秒910で、その時点でのトップに立ち、ブレーキの焼き入れを行った後にアタックした箕輪選手も2分1秒907を記して、やはりその時点でのトップに立つ。結果的に終了間際のコンディションが最も良かったことで、箕輪選手は3番手、中山選手は11番手だったが、予選、決勝に向けて手応えを得ることとなった。
予選の行われる土曜日も、早朝には雨に見舞われたものの、プロフェッショナルシリーズの予選が行われる頃には、ほぼドライコンディションに転じていた。中山選手、箕輪選手ともにセッション後半のアタックを試みるも、いずれもセッティングを合わせきれず。中山選手は2分0秒863で22番手、箕輪選手は2分1秒109で25番手に甘んじてしまう。

中山雄一選手
「ちょっと……、内圧もセットも、もうちょっとウェット寄りにしなきゃいけなかったかな、って感じですね。路面はほぼドライでしたが、フィーリング的にはちょっとドライ過ぎました、自分のセットアップが。まぁ、追い上げます、10位ぐらいには上がりたいです」

箕輪卓也選手
「僕も雄一さんもセクター1は、かなり速いタイムだったんですけど、そこからセクター2、セクター3と徐々に、特にセクター3で、もう大幅にタイムが落ちてしまったので、内圧がちょっと高めだったようです。車のバランス自体は、前後バランスは悪くはなかったんですが……。なるべく上位目指して、決勝ではすごくガチャガチャするところなので、ぶつけないように、僕はまだバトルの駆け引きも勉強しているところなので、その中でバトル勘を養えるように、しっかりレースしていきたいと思います」

日曜日の富士スピードウェイは、終日ウェットコンディションとなっていたが、こと中山選手には「恵みの雨」となった。ふたりが使用するブリヂストンタイヤのウェット性能には定評があり、その持ち味を最大限に活かしたからだ。スタートからの1周だけで、中山選手は16番手に。もう6台を抜いてきた格好だ。その勢いは留まることなく、2周目には12番手、3周目には10番手と、早くもポイント圏内に持ち込んでいく。その後も激しいバトルを繰り広げて、6周目には7番手に、7周目にはもう1台を抜き、さらに最終ラップのゴール前にハナ差の逆転を果たして5位フィニッシュとなった。

一方、箕輪選手は中山選手の真後ろでスタート直後の1コーナーをクリアするも、着いていくことはできず。しばらくは集団の中に飲み込まれていたものの、中盤からはペースも上がるようになり、1台また1台とオーバーテイクに成功。最後は19位でゴールした。 次回のレースは鈴鹿サーキットで10月3〜46日に開催される。IBARAKI TOYOPET RACING TEAMと中山選手と箕輪選手の引き続き活躍に乞うご期待!

中山雄一選手
「良かったです。スタート自体は普通で、1台抜いたかな? 1周目のことは、あんまりよく覚えていなくて(笑)。とりあえず空いているところに行って、ガチャガチャしていましたけど、車も壊れずに、最後までペース落ちずにいけたので、ファイナルラップ、1000分の25秒差で、30cmぐらい前に出られたので、最後、ツキがあって良かったです。ブリヂストン勢が調子良かったけど、その中でも上位にいられて、それが良かったですね」

箕輪卓也選手
「なかなかのヘビーウェットで、視界もまったくないような状況でした。スタートは意外と決まって、するするっと雄一さんの真後ろまで行けたんですが……。その後、僕が雄一さんより内圧は低めで、トライということで、違うことをやってデータ収集や、自分の勉強をしようという考えだったんですけど、低い分、序盤は本当に危ない感じで、雄一さんの後ろには着いていけず、集団の後ろに着いてしまったので、その後はその集団とやり合うような形でした。内圧が中盤にかけて上がってきてからは、まわりとの差がついてきて、徐々に抜いていけました。この後、雄一さんの貴重なデータがあるので、比較してまた次に活かしていきたいと思っています。まずは予選でトップ10以内狙って、それで決勝でも上位に行きたいと思います」



















