TOYOTA GAZOO Racing GR86 /
BRZ Cup PROFESSIONAL Series Round 3
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupの第3戦決勝レースが、富士スピードウェイで7月14日(日)の午前に開催され、IBARAKI TOYOPET RACING TEAMからプロフェッショナルシリーズに出場した中山雄一選手は15位でのゴールとなりました。
2024年7月14日(午前) 富士スピードウェイ(静岡県) | 中山雄一 第3戦決勝 15位
今大会はダブルヘッダー大会とあって、午前に第3戦を、午後に第4戦を行いますが、使えるタイヤは1セット限り。つまり第4戦でも好結果を残すには、タイヤの美味しい部分を残しておかなくてはなりません。第3戦は14番手からのスタートとあって、もしドライコンディションとなっていれば、ファステストラップを記録して1ポイント稼ぐことも視野に入れていました。
しかし、日曜日は朝から小雨が降り、路面をしっとりと濡らしてしまいます。その上、直前にはやんでいて、路面も乾きつつありました。そこで後半に勝負をかけられるよう、タイヤの内圧は低めに設定。そしてスタートはそつなく決めましたが、オープニングラップの最終コーナーで軽い接触が。そのため、1周目を19番手で終えることになりました。
それでも予想どおり路面はどんどん乾いていき、中山選手はラップタイムとともに順位を次第に上げていきます。4周目には14番手にまで戻し、いよいよ入賞圏内も見え始めたのですが……。
皮肉にも8周目あたりから雨が再び、しかも強く降ってきたからたまりません。ペースを落とさざるを得なくなった中山選手は、9周目にひとつ順位を落として15位でのゴールとなりました。
第4戦決勝レースは、このあと16時より行われます。3番手からスタートを切る中山選手は、きっと好結果を残してくれるはず! IBARAKI TOYOPET RACING TEAMともども活躍にご期待ください。
「路面が乾くだろうと思って、後半乾いた時にペース上がるように、タイヤも温存していけるように作戦を採ったんですけど、1周目からペースが上がらなくて、フラストレーションの溜まるレースになってしまいました。午後のレースに向けては、今のレースをなんとか乗り切れたので、大量得点できるように頑張ります。タイヤはもちろん残っています」(中山選手)