TOYOTA GAZOO Racing GR86 /
BRZ Cup PROFESSIONAL Series Round 1
IBARAKI TOYOPET RACING TEAMが挑む、GR86/BRZ Cupの第1戦がスポーツランドSUGOで5月11日(土)から開催され、プロフェッショナルシリーズの予選において、「IBARAKI TOYOPET GR86」をドライブする中山雄一選手は8番手を獲得しました。
2024年5月11日 スポーツランドSUGO(宮城県) | 中山雄一 予選8番手
新型トヨタGR86とスバルBRZによって争われる、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupは今年で3年目を迎え、IBARAKI TOYOPET RACING TEAMは引き続き中山雄一選手とともに、全8戦を戦います。
エントリーは31台と相変わらず大盛況で、錚々たる顔ぶれがずらり。大いに戦い甲斐があるというものです。昨年は最終戦・富士でシリーズ初優勝、中山選手はランキング5位でシーズンを終え、心地よいオフを過ごさせてもらいました。となれば今年、目指すはチャンピオンです!
そのためにも……。「IBERAKI TOYOPET GR86」は水曜日から練習を開始し、入念にセットアップを順調に進めていきます。その結果、金曜日の午後に行われた専有走行で、中山選手は1分35秒859で12番手に。トップとはコンマ5秒と遅れず、むしろ一発狙いのガソリン少なめではなく多めに積んでいたことから、予選に向けては伸びしろがまだ残されているのは明らかでした。
まるで夏場のようなコンディションになった予選では、中山選手はピットで待機することなく、コースオープンと同時に走行を開始。ピット作業位置が1コーナー寄りであったことから、前を行くのは2台のみという“場所”にも恵まれて、さっそくアタックに入ります。もちろん計測1周目の一発をしっかり決めて1分35秒847をマークし、トップからコンマ4秒遅れの8番手に、そしてブリヂストン勢としては3番手につけることとなりました。
「予選の路温とセットが合わず、バランスが悪い方向に行ってしまい、1コーナーでブレーキ踏んだ瞬間、『ああ、ダメだな』って感じだったんですが、なんとかミスなく、まとめたという感じのタイムでした。ブリヂストン勢の3番手で、それは良かったですね。前にDL勢が5台いるので、決勝はタレてくると思うんですよね、向こうは。そこの隙を突いていけるように、表彰台を目指して頑張ります。タイヤは、路温が相当高くなっていたので、だいぶ張りがない感じで、ニュルニュルする感じで、そこにセットが合っていなかったですね」(中山雄一選手)