/ レースレポート

2年目を迎えた、新型トヨタGR86とスバルBRZによって争われるTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupに、IBARAKI TOYOPET RACING TEAMは引き続き中山雄一選手とともに、７戦中５戦を戦います。

今回のエントリーは今季最多の40台。今季初参戦のドライバーも多く、強豪揃いの感がさらに増しました。前回の十勝では3位に入り、このレースで初めて表彰台にも上がって勢いづく中山選手ではありますが、油断は少しも許されません。

今回もIBARAKI TOYOPET RAACING TEAMも水曜日からサーキット入りして、その日のうちに走行を開始。近づく台風の影響が心配されましたが、どうやら雨の心配はなさそう。順調にメニューはこなされ、金曜日の早朝のフリー走行では1分46秒158を記録してトップ！
最後の走行となった金曜日午後の専有走行こそ、1分46秒834で中山選手は15番手に留まりましたが、特に問題があったようではありません。

そして迎えた土曜日の予選。計測は15分間です。前回はしばらくピットでステイし、ラスト5分に賭けた中山選手でしたが、早めの勝負をかけます。1分46秒768で練習タイムを下回ったのは、気温、路面温度とも金曜日より高まっていたためでした。トップとの差はコンマ4秒を切るまでに収めた結果、中山選手と「IBARAKI TOYOPET GR86」は13番手を獲得。

プロフェッショナルシリーズの決勝は明日、９月10日（日）の13時15分にスタートの予定です。引き続き、応援願います。

「実は昨日と比べたら、少し良くなったかなと。トップとの差も縮まっているのも良かったですが、アタックは前の車に近づきすぎて、引っ掛かっているのでコンマ1秒ぐらいロスしています。コンマ１上がると7、8番手だから悪くないかなというところなので。本当はシングルにはいなければいけなかったので、順位としてはもうちょっとでした。決勝では、ちょっとずつ詰めていきたいと思っています。」（中山雄一選手）