TOYOTA GAZOO Racing GR86 /
BRZ Cup PROFESSIONAL Series Round 4(予選)
IBARAKI TOYOPET RACING TEAMが挑む、GR86/BRZ Cupの第4戦が十勝スピードウェイで8月19日(土)から開催され、プロフェッショナルシリーズの予選において、「IBARAKI TOYOPET GR86」をドライブする中山雄一選手は、自己ベストとなる2番手を獲得しました。
2023年8月19日十勝スピードウェイ(北海道) | 曇り | 中山雄一 /2位(プロフェッショナルシリーズ予選)
2年目を迎えた、新型トヨタGR86とスバルBRZによって争われるTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupに、IBARAKI TOYOPET RACING TEAMは引き続き中山雄一選手とともに、7戦中5戦を戦います。開幕戦と第3戦には出場しなかったこともあり、十勝スピードウェイが舞台の第4戦が今年2回目のレースとなりました。
今大会のエントリーは33台。本州を離れて海を渡ろうとも、レギュラーがしっかり揃うのがプロフェッショナルシリーズたる所以。ほとんどのドライバー、チームがそうであるように、IBARAKI TOYOPET RAACING TEAMも水曜日からサーキット入りして、準備を万全に整えます。ただ、この日は雨に見舞われましたが、中山選手はあえて難しいコンディションを走行したことが、後々の福音になったかもしれません。
練習走行の締めとなった、金曜日午後の専有走行ではミスもあって1分33秒215を記すに留まり、19番手だった中山選手でしたが、そのあたりをしっかり反省点として予選に臨みました。金曜日までの北海道らしくない暑さから一転し、土曜日は曇天に。いくぶん気温も下がった状態で予選はスタート。中山選手はすぐにピットを離れず、しばらくステイします。
そして残り5分となったタイミングで、ようやくコースイン。もちろん1ラップにすべてを賭けます。しっかりウォームアップを済ませたところで、中山選手はアタックを開始。その結果、1分32秒505を叩き出し、中山選手にとっても、チームにとっても自己ベストとなる2番手を獲得しました。
プロフェッショナルシリーズの決勝は、明日、8月20日(日)の11時50分にスタートを予定。中山選手と「IBARAKI TOYOPET GR86」の初優勝に期待がかかります!
「クラブマンのタイムが最後に出ていたので、昨日の晩、雨でも降って路面が悪いのかな、と思ってタイミング見て行きました。スリップストリーム使えるところではアタックできませんでしたが、昨日ミスしたところを、しっかりまとめて走ることだけ目標にして走ったら、意外とタイム出てくれました。ここまでエンジニアが普通の営業もあって時間のない中で、ダンパーのセットとかを見直してくれているんですが、それもあってベストグリッドになったので、とても良かったです。水曜日から走って、その時は雨がけっこう降っていたので、決勝は雨が降ってもいいかなと。もともと雨は得意なので、どっちでもいいなと思っています。なんか、水曜から入った甲斐がありました」(中山雄一選手)