/ レースレポート

泣いても笑っても、これが今シーズン最後の戦い！　今季唯一のダブルヘッダー開催で、レース２こと、GR86/BRZ Cupの第６戦決勝レースが、岡山国際サーキットで11月20日（日）の午前に開催され、IBARAKI TOYOPET RACING TEAMからプロフェッショナルシリーズに出場した中山雄一選手は10番手からスタートし、８位でゴールしました

土曜日の第5戦決勝レースまでは、ドライコンディションが保たれた岡山国際サーキットは、当初の予報では日曜日には天気が崩れるとされていたのが、やがて快方に向かい、上空は薄い雲に覆われこそしていましたが、引き続きドライコンディションでの争いとなりました。

第５戦をタイヤ温存のため、30位となった中山雄一選手でしたが、第６戦はセカンドベストタイムで10番手の好位置からスタートを切ることに。大躍進に期待がかかります。

中山選手は鋭いダッシュを決めて、オープニングラップのうちに9番手に浮上。前から遅れることなく、さらにポジションアップのチャンスをうかがいます。やがて8番手を争う集団の中でバトルを繰り広げ、いったんはひとつ順位を落としましたが、その間に前との間隔も詰め、10周目の1コーナーにはスリーワイドで飛び込むまでに。

残念ですが、これもレースです。次回のレースは11月19〜20日に、最終大会として２レースが岡山国際サーキットで開催されます。マシンはしっかり修復されて、万全の状態でレースを迎えられるはず。中山選手、そしてIBARAKI TOYOPET RACING TEAMは、きっと有終の美を飾ってくれます！

これでひとつ順位を上げたばかりか、先行するドライバーのミスに乗じて、8番手に。このポジションを最後まで守り抜いて、中山選手とIBARAKI TOYOPET GR86は8位でフィニッシュ。開幕戦以来となるポイント獲得を果たしました。

これでシリーズは終了しますが、IBARAKI TOYOPET RACING TEAMは来たるシーズンにも、GR86/BRZ Cupのプロフェッショナルシリーズへの継続参戦を予定しております。引き続きの応援、ご支援をお願いいたします。そして、１年間ありがとうございました。

「昨日、だいぶゆっくり走って、今日のレースに向けて立てた作戦だったので、持てるマテリアルの中では最低限の8位だったと思います。トップグループで走ると、足りない部分が露呈して、そこをしっかり直さないと、あの中で戦えないなと痛感しました。また、チャンスがあれば、その部分を直したいと思います。すごいバトルをしましたが、抜いた時というのは、前のスピードが落ちた時だけで、実力で抜けた感じではなかったですね。誰かがバトルした時に、その隙を突いてという感じで。ただ、あの集団、変な走りをする人はいなかったので、ここぞとばかりに少し暴れさせてもらいました」（中山雄一選手）