TOYOTA GAZOO Racing GR86 /
BRZ Cup PROFESSIONAL Series Round 4
スタートダッシュで、鋭く飛び出したが、
突然のギヤトラブルで1周を走り切ることなく無念のリタイア
2022年10月30日 鈴鹿サーキット(三重) | 晴れ/ドライ| 中山雄一 リタイア
シリーズ後半戦に突入したGR86/BRZ Cupの第4戦決勝レースが、鈴鹿サーキットで10月30日(日)に開催され、IBARAKI TOYOPET RACING TEAMからプロフェッショナルシリーズに出場した中山雄一選手は27番手からスタートしましたが、ギヤトラブルのためリタイアとなりました。
ここまでの3戦はレースウィークのどこかで雨が降り、流れを大きく変えてきましたが、ようやく一度も雨に見舞われることなく、青空の下、決勝レースを迎えることになりました。34台が並んだグリッドは、まさに壮観。IBARAKI TOYOPET GR86は27番グリッドから、どこまで順位を上げるか、大いに注目されました。
スタートダッシュも良く、鋭く飛び出した中山選手。オープニングラップのうちに得意とするオーバーテイクショーで、果たして何番手で戻ってくるか? しかし、中山選手は戻ってきません。なんと突然のギヤトラブル発生で、マシンを130Rの脇に止め、1周を走り切ることなくリタイアを喫してしまいました。
残念ですが、これもレースです。次回のレースは11月19〜20日に、最終大会として2レースが岡山国際サーキットで開催されます。マシンはしっかり修復されて、万全の状態でレースを迎えられるはず。中山選手、そしてIBARAKI TOYOPET RACING TEAMは、きっと有終の美を飾ってくれます!
「ギヤが全然予兆なく、突然壊れてしまいました。今は何が原因か、分からないのですが……。ていねいに扱っていましたが、4戦使っているのでライフかもしれません。スプーンの出口で壊れて、130Rで止めました。一回置いたら、入るようにはなりましたが、走ることはできなかったですね。スタートは悪くなくて、順位が順位なので、全然上がっていくことはできたはずですが、それより最後まで走れなかったのが残念です。今週は流れが悪かったので、でもドライで今までタイムを出せる雰囲気がなかったのに、今回つかんだ感じがあるので、雨は自信あるし、ドライでも兆しが見えているので、次の岡山ではしっかりと! 練習からいいペースで走って、上位争いできるようにしたいです」(中山雄一選手)