

10月18日(金)、オンライン上にてJEGT企業対抗戦予選が開催されました。
茨城トヨペットeモータースポーツクラブチーム「e-NE」は認定ドライバーの栗原翼選手が出場しました。
企業対抗戦予選エントリーは22チーム。2グループに分けてレースを行い、各グループ上位5チーム計10チームが11月9日行われる、本戦に出場できます。
レギュレーション
サーキット:鈴鹿サーキット
周回数:7周
タイヤ消耗:3倍
燃料の消耗:4倍
使用タイヤ:レーシングミディアム
使用義務タイヤ:なし
壁接触ペナルティ:タイムペナルティ(小)
車両接触ペナルティ:オフ
ピットホワイトカットペナルティ:あり
レース中のゴースト化:なし
レースレポート
<予選> 5分間のタイムアタックが行われ、そのタイムアタックの結果でレースのスターティンググリッドが決まります。実質ワンアタックの予選。アタックの周、途中まではトップを狙えるペースでしたが、最終コーナーでスピンをしてしまい、10番手タイムでチェッカー。
決勝レースは10番手からのスタートが決まりました。
<決勝>
7周の決勝レースがスタート。予選の悔しさを晴らすかのように、栗原選手は周回数を重ねるごとに1台また1台抜きポジションを上げていきます。
本戦に出場できるのは上位5チーム、5位を競う集団に喰らいつき、ポジションアップのタイミングを狙います。4周目バックストレート手前、絶妙なブレーキキングで前の車両をオーバーテイク。6番手まで浮上、スープラのストレートが速いと特性を生かしてそのまま一気に5番手まで追いつきます。
タイヤの摩耗がよる乱れが各車あらわれ始めた5周目。
ヘアピン手前、抜けるかという場面でしたが飛び込まず慎重に虎視眈々とその時を待ち、スプーン立ち上がりからのバックストレート!上手くインを突き、5番手に浮上!本戦に出場への切符が見えました!このまま走り切れば、本戦に出場決定!!
しかし、少しでもポジションを上げてチェッカーを受けたいと思っていた6周目のシケンイン。ブレーキングのタイミングが少しずれてしまったのか、止まり切れず4番手の車両と接触、スピン。一気に9番手までポジションを落としてしまいます。
迎えた最終ラップ、粘りの走りをつづけ、デグナーで一気に前方集団に追いつきます。
タイヤの摩耗を感じさせない安定した走りで、スプーン入り口上手くインに入りポジションアップ、更にラストスパート130Rでまた1台かわし、最終7番手でチェッカーを受けました。
悔しさが大きく残る展開のレースでしたが、全国のeスポーツの強者たちが集う大会予選で、十分互角に戦えることが分かり、次に繋がる良いレースとなりました。
栗原選手コメント
予選は1周のみのアタックで緊張しました。セクター3までポールラップを取れるペースでしたが最終コーナーでスピンしてしまい10位スタートとなりました。
決勝は1周ごとに順位を上げ、6周目には5位までポジションアップしました。
4位も背中もすぐそこでしたが、シケイン前で接触を避けたところコースアウトし、結果7位でのフィニッシュとなりました。
本戦出場が見えてただけに悔しい結果となりました。
応援していただいた皆様、大会の参加においてご協力いただいたGRgarageの皆様にいいニュースが届けられなくて申し訳ございません。
悔しいレースでしたが手応えは十分にありました。Rd.2では確実に本戦に行けるよう頑張ります。
JEGT企業対抗戦は11月中旬に第2戦開催予定です。
引き続き、「e-NE」への熱いご声援をよろしくお願いします!