SUNSUN Vol.60
Drive Report HARRIER

HARRIERで行く
神栖の観光スポット

in Kamisu

風と水のパワーを感じに
神栖に行こう、ハリアーで!

 昨年6月にフルモデルチェンジし、一段とラグジュアリーさに磨きがかかったトヨタのSUV「ハリアー」。迫力あるフロントフェイスや優雅なボディラインはどこへ行っても注目の的。
そんな「ハリアー」で、今回はオフィスの同僚3人がお出かけ。向かうのは茨城県の形を犬に見立てた時の前足にあたる部分、鹿行地区の神栖市です。
まず訪れた先は「息栖神社」。ここは鹿島神宮、香取神宮と共に東国三社の一つに数えられる歴史ある神社です。厄除招福のほか、天乃鳥船神という舟の神様も祭られているため海運守護、交通守護のご神徳があると言われています。

息栖神社境内の散策
武神を祭る鹿島神宮、神剣を祭る香取神宮の勇壮さに比べ、穏やかな印象の「息栖神社」。パワースポットのご利益を求め遠方からも参拝客が絶えない。

 境内のオガタマの木には精霊が宿り幸運をもたらすのだとか。この木は皆さんもご存知の一円玉の裏に刻まれているあの葉っぱ。今ではパワースポットとして知られています。
一の鳥居脇に湧き出す2カ所の真水は「忍潮井」という名の霊泉。それぞれの水底には男甕と女甕が沈められています。その昔神社が数キロ下流の日川地区からこの地へ移された際に、甕が自力で川を遡り神社の前にヒタリと据え付いたという神秘的な伝説が残されています。

鳥居と常陸利根川
一の鳥居より望む常陸利根川。利根川周辺で財を成した商人らに招かれ、松尾芭蕉はじめ数々の文人墨客がこの地を訪れている。

DRIVE SPOT

息栖神社

神栖市息栖2882
TEL.0299-92-2300
息栖神社の境内

港公園

神栖市東深芝10
TEL.0299-92-5155(港公園管理事務所)
港公園の夜景

 「かみす防災アリーナ」は市民の憩いの場で、災害時には防災拠点として機能。音楽ホールやプールもあり、普段は文化とスポーツの拠点となっています。
1階の「ココ・カフェ」は公園で遊ぶお子さま連れも気軽に利用できる明るいカフェ。まずは神栖の特産品のピーマンを使った「ピーマンソフト」(350円)を食べてみましょう。「え!?」と思われる方もいるでしょうが、ご安心ください。ミルキーかつ爽やかな風味でおいしいんです! 市のマスコットのカミスココくんが焼き印された「今川焼」(2個250円)も人気です。軽い食事メニューなどもあり、ちょっとしたお土産選びにも適しています。

エントランスホールでの休憩
開放感あふれる「かみす防災アリーナ」のエントランスホール。災害時にはここも一時避難場所になる。
ピーマンソフト
「ココ・カフェ」オリジナル、噂の「ピーマンソフト」(カップまたはコーン350円)。「バニラ」と「ミックス」もあり。

 「もなcafe」はその名の通り最中が主役のカフェ。とはいえ普通の最中ではありません。パリパリ食感の香ばしい皮に自家製のあんやクリーム、アイスなどさまざまな具材をはさむスタイルで、果物や焼き芋など季節限定の商品もあって選ぶのに迷ってしまいそうです。 お店自慢の一番人気は「ハニーコムバター×あんこ」(店内310円)。蜂蜜で作ったサクサクの飴が練り込まれたバターとちょっぴり塩の効いたあんこの組み合わせは絶品です。 次に向かったのは「1000人画廊」。神栖市南浜の海岸道路にある全長6キロメートルの護岸壁には、市民の皆さんによる色とりどりの絵が描かれ、青空ギャラリーとして親しまれています。大海原を背景に、巨大な風力発電施設が立ち並ぶ景色は、神栖ならではの迫力ある海の風景。絶好の撮影スポットです。

カフェメニュー
右上「もなアラモード」(店内495円)、手前「ハニーコムバター×あんこ」(店内310円)、左「黒蜜きなこラテ」(355円)
テイクアウトは“中詰め”か“皮別”が選べる。ギフト包装も可。

DRIVE SPOT

かみす防災アリーナ

神栖市木崎1219-7
TEL.0299-77-5400
工房の外観

もなCafe

神栖市居切1547-1人見店舗B号
TEL.0299-87-4762
カフェ外観

風と水のパワーを感じに
神栖に行こう、ハリアーで!

 水辺の風景といえば鹿島港も外せません。世界各国からの船が行き交う港や鹿島臨海工業地帯を一望できる「港公園」にも行ってみましょう。広々とした芝生の広場からの眺めは飽きることがありません。のんびりピクニック気分で過ごすにはレジャーシートなどあると良いかもしれませんね。工場群が浮かび上がる夜景の時間帯もおすすめです。

南海岸護岸を走るハリアー
市民参加型まちづくりの一環として、南海岸護岸壁面に神栖市民が描いたもの。近接する展望見晴台「海風の見える丘」からの眺めもおすすめ。

DRIVE SPOT

1000人画廊

神栖市南海浜護岸
TEL.0299-90-1217(神栖市役所観光振興課)
南海浜護岸で記念撮影

 海沿いの道から再び街中へ。そろそろお腹も空いてきました。ランチタイムといきましょう。食べることが大好きな3人の好みはいろいろ。「洋食がいいな」「和食もいいね」「しっかりお肉が食べたい」と、意見が別れてしまったようです。でも「LINO café」なら大丈夫。女子にうれしいお洒落で居心地の良い店内。そんな雰囲気にしっくりとくるカフェ的なメニューはもちろんのこと、系列店が和食居酒屋を経営しているため、新鮮な海の幸もいただけます。さまざまなニーズに対応できるメニュー構成は、男性客にも人気です。

LINO caféの店内
昼は明るく夜はムーディな「LINO café」店内。
色とりどりの料理
「トロトロ牛タンシチューオムライス(サラダ、スープ、デザート、ドリンク付1,078円)、「海鮮ちらし丼ぶり」(サラダ、小鉢、スープ、デザート、ドリンク付1,628円)

DRIVE SPOT

LINO café

神栖市知手3061-59
TEL.0299-77-7872
LINO caféの外観

 お腹が満たされたら、さあドライブ再開。神栖へ来たらぜひ走行してみたかった「常陸川水門」へと向かいます。
国道124号の西宝山交差点を右折すると常陸川大橋を渡ります。ここが霞ヶ浦唯一の出口にある「常陸川水門」で、下流で利根川と合流します。雄大な川の流れと人工の造形物との取り合わせが独特の雰囲気。夕暮れ時は日の光を反射する川と、ゲートのシルエットが絵葉書のようにきれいです。橋を渡り、さらに続く「利根川河口堰」を渡るとすぐ右側に町営の駐車場がありますので、クルマを停めて景色を見たり、方向転換などにご利用いただくと便利です。

水門を走るハリアー
「常陸川水門」は利根川からの洪水の逆流を防ぐので「逆水門」とも呼ばれている。水門近くにある「霞ヶ浦河川事務所 波崎出張所」に来られた方に、平日限定で「霞ヶ浦(北浦)」のダムカードを配布。

 来た道を戻り、国道124号を南へ。果物のような味わいのカラフルなパプリカ“スイートカクテルペッパー”を直売している「WINDS BASE」があります。神栖の特産品ピーマンの栽培技術を活かし栽培するパプリカは、糖度が高くてみずみずしいのが特長。ここでは採れたてフレッシュなパプリカはもちろん、それを使用したピクルスやカレーなどの加工品を購入することができます。
風と水のパワーを感じる神栖ドライブ、皆様もぜひお出かけください!

ピクルスの瓶詰め
日本一のピーマン生産地で栽培されたスイートカクテルペッパーのピクルス。

DRIVE SPOT

常陸川水門

神栖市太田 県道260号線
TEL.0479-46-0101(国土交通省霞ヶ浦河川事務所 波崎出張所)
水門の散策

WINDS BASE

神栖市太田580-18
TEL.0479-46-5771
WINDS BASEの外観

2WD ハリアー2.0G(ガソリン車)

車両型式:6BA-MXUA80-ANXGB
ボディカラー:センシュアルレッドマイカ

ハリアー

掲載情報は2021年9月のものです。
現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。